旅の記憶

会社の研修旅行で海外に行きました。

海外に行くとなると、まとまった時間が必要になりますし、

経費もかかるからでしょうか。

周りから海外行くだなんてすごいねと言っていただいて

嬉しいやら申し訳ないやらという気持ちです。

 

今までも1人沖縄旅行や友達との海外旅行など少なからず楽しんできました。

飛行機や電車で遠くに行くのは、時間の確保とお金を支払えば、

誰でも行くことが可能です。

そこに自分の主体性がない、ということが最近気になり始めました。

 

例えば「上海の人口は1400万人なんだよ!」と言われても

その数字がしっくりこない。

「東京は1300万人で、上海のほうが人口が多いんだよ」と付け加えられて

初めてそうか、と思う。

現状もわからなければ、もちろん歴史もわからない。

何を見てもわーすごい、で終わってしまう。

(いつも知識が不足しすぎているからちゃんと新聞読もうかな笑)

 

せめて、「自分で何かを得た!」という達成感を味わいたくて

とても方向音痴なのですが、

海外では自由時間があれば街を散策します。

グーグルマップを見れない状態で、

地図を頼りに歩く。

わからなければ現地の人に聞く。

(中学英語もままなりませんが、なんとか単語と地図で…)

自分の苦手なことですが、海外ですると高揚感と不安でいっぱいになります。

でも必死になった時間は裏切らないし

情報を得ようと必死になったぶん、記憶に残る。

得ている情報量や経験は全く広くも深くもないかもしれませんが、

自分の中で濃く残ることが、自分にとっては大切なようです。

先輩たちと1.5キロを1時間半かけて歩きました(*^^*)

辿り着いた先の街並みはとても美しく、

食べたケーキは今年1番おいしかったです。

来年海外にでかける機会がまたあるなら、

今年よりはもう少し知識を増やせる旅行にしたいな!