最近彼が大竹忍さんに似ている気がする
なんだろう、大竹忍さんのあの穏やかな感じに似ている。
話し方もゆっくりで、失礼だとは思うけれど、こう、わかっているのかわかっていないのか
その不明瞭で、でも悪くない感じ。
私は彼のことをかなり尊敬しているし、大好きだ。
けれど不満は募ってしまう。大体ぶち当たるのはいつも同じ理由。
喧嘩するポイントっていつも同じになるのは本当なんでなんだろう。
せっかく進んだと思ったのに、いつの間にか振り出しに戻っている気がして絶望する。
決して振り出しではない(何かしら信頼度なり関係は進んでいるはず)にも関わらず。
あーあ、何度も伝えてきたことなのに、やっぱりわかってくれないんだ。と思ってしまう。
わかってほしいから何度も伝えるけれど、時間の経過とともに忘れ去られて繰り返す。
この不快感に終わりが見えないような気がして、
その日は怒りと悲しさを持ちながら、ちょっと冷たく彼の電話を切った。
翌日、やっぱり伝らなかったんだから、また伝えるしかない!というところまで
気持ちが回復したので彼と会って話すことに。
予想はしていたけれど、彼は私が冷たく電話を切ったことに全く気づいていなくて笑。
私だけが怒って悲しい気持ちになって、1人で深刻化していたよう。
私を迎え入れようとする彼は笑顔だった。
可愛い・・・あなたに不満を持って立っている私に、どうしてあなたはそんなに嬉しそうにしているの?
と思ったけれど、どうやら会えたのがただ嬉しいらしい。
その可愛さにやられながらも、なんとか不満について切り出したら、
「そうだったの〜ごめんね〜」(大竹忍さんで再生してください)って言うので、
もう私のダークな気持ちはすぐさま投げ捨てられた。
ずっとにこにこしている人に暗い感情はもてない。