楽しさと惰性はお隣さん

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昨日気付いたんですが、楽しさと惰性はお隣さんだったんです。

週に2回ボルダリングジムに通っていた私。

そもそもボルダリングって何?という方もいらっしゃると思うので一応説明すると、

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こんな感じで、人口の壁(高さ3、4メートルくらい)をカラフルな石(ホールド)を使って

登っていくスポーツのこと。

難易度も級や段などあり、難易度によって、触っていいホールドが決められています。

(イラストだと、青色のホールドだけを掴んで登りましょう、というように)

1つの課題にはスタートとゴールが設定されており、ゴールまで行けたら課題クリア!

というのがざっくりとしたボルダリングのルール。

 

なんで壁登るの?と聞かれれば、

⒈クリアした時達成感があるから

⒉運動はある程度しておいた方がいいと思うから

⒊常連さん仲間というのがなんとなくできて嬉しいから

が挙げられます。

 

私はもともと運動は苦手なのですが、これだけは長くゆるく続けています。

最低でも週1を年単位で続けてはいるものの、クライミングが上手な常連さんはいっぱいいて、

どんどん追い越されて行く現状。

心のどこかで「仕方ない」って思っているところもありました。

あの人はクリアしたけれど、私には瞬発力や筋力がないからちょっと無理かなぁとか。

この課題はもう明らかに難しそうだなぁとか。

2回くらいトライして、できなかったらすぐに諦めて、ぐるぐるできない課題を回遊する感じ。

 

なんとなく仕事も忙しくて、ジムに来る期間空いちゃったんですが、

いつもの常連さんが「久しぶり〜〜〜!元気してた?」って声かけてくれて、

一緒に簡単な課題をトライしてくれたんですね。

久しぶりなのも手伝ってか、課題がクリアできてもできなくてもすごく嬉しいし楽しい。

終始笑顔の2時間でした。

バンバン常連さんは落としていくし、真似しようと思ってもできない動きはあったんですけど、楽しい!!!

仕事が忙しくなる前にジムに来てた頃も楽しんでいたはずだけれど、それでも笑顔が減っていたことに気付きました。

あれ笑ってなかったな…!「あの課題落とすぞールンルン♪‘」ってなってなかった…!

いつの間にか楽しくてやっていたことが、惰性に変わっていたんです。

惰性は楽しさのお隣さんにいたんです。

楽しいって、難しい。

楽しくしようと思って楽しくなるものなのなのかな?

うまくできなくても楽しい日なんてある?

楽しくなくてもトライする?

アドバイスを素直に聞けるかな?

疑問はぷかぷかと浮かんで来そうだけれど、そっとそのぷかぷかは排水口へと流してしまい、

明日からまた楽しもうと思った次第です。

今日楽しかったから。明日もきっと楽しい。